爆弾低気圧


今日は、とてもよく晴れました。
深呼吸すれば、吸い込まれそうな青空でした。
でも、あたりを見回すと、雪。雪。。雪。。。
こんもりと、すっぽりと雪景色です。
真っ白できらきらとお日様に輝いて、
ほんとうに綺麗な雪景色。
画像は、今朝の我が家の屋根の雪です。
どこかの雪国ですよね。
この街は、寒いのは寒くても、雪は少ないと
言うことになっているのですが、
昨日は天気予報がしっかりとあたって、
まあ、降ること降ること、積ること。
なんでも、47年ぶりの大雪だったそうです。
一日の積雪量は、61センチとか。
でも、場所によってそんなもんじゃない気がします。
昨日の帰りのバス、国道の混むことと言ったら。
いつもならバスで20分で街中に着くのに、多分
一時間は乗っていました。
そのバスもときどき轍に車輪を取られて、
グラグラ揺れて、思わずヒヤリとしたのも、
一度や二度ではありません。
ある場所では、車が立ち往生していたり。
なにごともなく帰ってこれただけでめっけもんって
具合でした。
そして、今朝です。
街の中心街は、ゴネゴネグタグタの轍だらけ。
いつもより30分も早く家を出たのに、
バスが来ないのです。
ときおり走るタクシーもみんな実車で、無情に
通り過ぎて行きました。
それでも、なんとか来て乗ることができたのですが、
遅刻です。
それにしても、国道とはすごいものです。
昨日の轍はあたかたもなく除雪され、バスも車も
スムーズに走るのです。
だけど、除雪された雪がそのまま歩道の脇に
積み上げられて、バスの乗り降りが不便です。
ひとのあまり歩かないところは、まるで
けもの道。どこかへ向かって歩いたそこだけ細い
深い足跡の道が、一本、残されていました。
昨日のような天候を「爆弾低気圧」というんだそうです。
「雪」の現実を目の当たりに見せつけられました。


このあたりでは、春のお彼岸のあたりに降る雪を、
「ひがんじゃらく」と呼んで、どこか歓迎する趣も
あるのですが、昨日のははたしてそうなのでしょうか。
そうだったら、あきらめもつくのですが。
ということで、今日の仕事の帰りに、デパートの催事に
寄ってきました。(笑)
昨日から「日本の名品・名産店」をやっています。
収穫は、まず、菜箸。八角形に加工してあるもので、
広告のチラシで見たときから気になっていました。
あとは、北海道のコロッケ、名古屋の味噌串カツ、
天むす、大阪のイカ焼き、長野のおやき。
食べもの、あまり買うつもりではなかったのに、
ついつい、見るもの見るものおいしそうで(笑)。
あとは日を改めて、吉野葛も買うつもりです。
菜箸を買ったところで見たお箸も使い心地良さそう
だったし、岐阜の栗きんとんも美味しいんだよね。
ひがんじゃらくに負けてはいられません。(笑)


にくたいのけもののけものののひつぎ   玉

木蓮白亜紀からのものがたり   かなえ