思い違いと勘違い

今日の風の冷たかったこと、寒かったこと。
こんなに、春、春って言っているのに、
冬に逆戻りしたみたいな寒さでした。
一日、身を竦ませて過ごしました。


昨日のブログに書かせてもらった太田虚舟さんのことで、
ある方から疑問のメールをいただきました。
「虚舟さん、住職さんだったの?」。
がーん、私にしてみれば、頭をまるめていらしゃるし、
いつも作務衣着てらしたし、、、。
最初にお会いしたときなんか、確か袈裟着てなかったかしら。
だけど、思い出しました!あのお姿に理由があったのを。
勘違いと言うか、思い込みと言うか。
まったく虚舟さんには申し訳ありませんでした。
勝手にお坊さんにしてしてしまって。
でも、最初にお会いしたときの悲しみを湛えた眼とか、
無常感を思わせる話しぶりや、その時のお声がね、
もう、すっかり「お坊さん」だったのです。
ああ、なんということでしょう。
虚舟さん、アホなかなえをどうぞ笑ってやってください。
そして、昨日、このブログを読まれ方々、ご記憶の
修正をお願いいたします。
まったく、どうしようもないおっちょこちょいです。
本当にごめんなさい。


今日の仕事の帰り、いつも乗るバスに乗り遅れて、
いつもと違うバスで、いつもと違う道を通って帰って
きました。
旧道と呼ばれている道は、やはりどこかのんびりしています。
ふきのとう、つくし、ねこやなぎなどをバスの窓からでも
見ることできました。
途中下車して採ってこようかと思ったくらいに、
ふかふかした土に、ふきのとうのきみどりがぷきゅぷきゅ
顔を出していました。
たまには、旧道もいいものですね。
いつもと違う停留所に下りて歩いていたら、
すこーし、雪がちらつきました。
行き交う車のライトに浮かぶ小さな雪の粒が、
なんだかいじらしくもありました。


赤ちゃんが乗っていますと春の土手   玉

なで肩になって流れる春の川   かなえ