今日は、青い空と暖かい風に恵まれました。
まるで何も無かったかのような空の青さに、
どうぞ、このまま暖かくなってくださいと、
祈らずには居られませんでした。
あの大震災から三度目の日曜日。
先週に続いて、久しぶりに街に買い物に出かけると、
先週よりも大分、食料品が増えていました。
それでも、牛乳はおひとり様一本限り、納豆もおひとり様
一パックの制限がかけられています。
だけど、パンも充分あります。
野菜も青々とした季節のものが山もりです。
ありがたいことです。
必要なものだけを選んで、買い過ぎないよう、
心がけて買ってきました。
と言うのも、やはり、地震前と明らかに違う買い方を
する人が見受けられたからです。
そういう人達にうっかり引きずられそうになるからです。
カートいっぱいの菓子パンや、どうみても普段はカップ麺を
食べそうにないかなり年配のご婦人がかごいっぱい買ってたりとか。
でも、それは仕方のないことかもしれません。
それぞれに事情があるでしょうから。
そういう人に巻き込まれないよう、いつものように
いつもの買い物をするのが、今の私のできる、まず、ひとつ。
そんなことを考えながら街を歩いてきました。
最初の画像は今日の「はっち」です。
フリーマーケット、元気に開催中。
こちらは、「はっち」の正面玄関ガラス戸の貼り紙。
街なかはそろそろ復旧の兆しが見えていますが、この街で言うところの
「ハマ」の方は、まだまだです。
岸壁に大型船が打ち上げられていたり、ガソリン不足は解消されつつ
あるものの、灯油の不足が言われたりで、不安は尽きません。
でも、元気になろう、頑張ろうとしています。
こんな貼り紙もありました。
ねっ、元気をもらうでしょ。
そして今の私のお気に入りのお香。匂い袋のようにしのばせて
持っています。こんな時は、やっぱり和の香りだな。
通りすがりの花屋さんの店先で見つけたふきのとう。
蕗味噌もいいけど今回は天ぷらにしました。
できるだけ、青い色を残したかったから。
娘の崩れた本だなから出てきた鳩笛。
いつだったかの私のお土産。吹けばぬくもりのある
音色に癒されます。
そして、三月の初めに青森に行ったときに買った
りんごと生姜の手作りジャム。クローブやシナモンも入っていて、
お湯に溶かして飲むと温まります。
地震のあった夜から毎晩飲んでいました。
これを飲むと無事に一日が終わったという気持ちになれました。
買ったお店は、青森市の古川市場のあたりをふらふら歩いていて、
偶然見つけて入った「ムーラン・ルージュ」というところ。
また、機会があったら行くつもり。
そうそう、大事な連絡。「コロキュウム」「おかじょうき」
「林檎」そして哲也さんからの頂き物も無事届いています。
連絡が遅くなってごめんなさい。
そして、ありがとうございました。
余震もまだまだあるし、原発の事故は長引きそうだし、
被災地の被災者の方々のご様子をニュースで見ながら、
どうにもできないでいる自分が悔しいのですが、
せめて募金だけでもと、募金箱を見かけるたびに
募金をしています。
人という形をもらう風ですよ 玉
これからを労わるように春野菜 かなえ
