「北貌」42号


今日の天気、風の強かったこと、冷たかったこと。
朝起きたら、雪までチラついていました!
そりゃ、天気予報では雪になるとは言ってました。
でも、本当に降るなんて正直思ってませんでした。
朝、二階の窓から見たら、よそ様の屋根にうっすら
雪が積っていたんですよねぇ。驚きました。
午前中は風が吹きまくり、勤め先の窓の外の景色は、
荒々しい風に揺れる木々が、痛ましいほどでした。
気圧も、多分、目まぐるしく変化したのではないかしら。
普段、あまり汗をかかない私ですが、なんかの拍子に
どっと汗ばんだり、頭がぼんやりしたりと、体調が
あまりよくありませんでした。
雨にも負けて、風にも負けて、本当に根性なしの
私です。


下北から発信している「北貌」と言う川柳誌があります。
かつて「かもしか」を発行していた高田寄生木さんが、
「かもしか」のあとに出されています。
仕事人・高田和子 編集人・高田寄生木と柳誌に
記されているのが、なんともあたたかです。
先日「北貌」の42号を送っていただきました。



鶴を折る姉を訪ねるのは止そう   菁彦

コスモスに折り重なっていく眼   恵子

てのひらをいつも走っている電車   麦秋


「北碧抄 特別選 83」のコーナーで、とても心を
惹かれた作品です。
たったこれだけの言葉にも関わらず、そこから浮かぶ
状況や背景は、深く心に沁みてきます。
静かな決意、自己観照のまなざし、いつも真実を
追求しようとする姿勢に、身が引き締まるのを
覚えました。

麦秋さんは、ついこの間の一月十八日に八十八歳で
亡くなられたと、最後の方のページにありました。
ご冥福をお祈りいたします。


今日の画像は、なんとなく集まってしまった
甘いものたちです。
一番後ろがりんごの蜂蜜。
4本並んでいるうちの、左からさくらんぼ、
アカシア、野の花の蜂蜜。一番右はじがメープルシロップ
前の二つは、右が長芋の水あめ、左がマヌカハニーです。
そのときどき、それぞれの甘さを楽しんでいます。


あっかんべェーこの世楽しむためにある   玉

まんべんなく舌を使って確かめる   かなえ