[観桜川柳大会」




今日は、やっと、五月らしい陽気でした。
建物の中より外の方がポカポカして、
心がほぐれるようでした。
このまま、しばらくこのポカポカ陽気が続いて
欲しいと願わずにはいられません。


昨日の「観桜川柳大会」、なんとか無事に終了しました。
我が「あさひな吟社」は会員数こそ少ないものの、
動くことを厭わないひと達ばかりなので、
スムーズにことを進めることができました。
到らないところも多々あったとは思いますが、
お出でくださいました方々、本当にありがとう
ございました。
また、どこかでお会いできるといいですね。

玉さんも、沢山、句が抜けていました。
これで、少しは句のストックができたというものです(笑)
私は、いつものようにあまり抜けませんでしたが、
今回「文台」というものを初めて勤めさせていただきました。
初めてだったもので、最初、ちょっととまどいましたが、
なんとか無事にその役目を果たすことができました。
「文台」、とても、いい経験でした。
作品と作者を最初にきちんと照合するというのが、「文台」の
大きな役目ではないかと、昨日の経験から得ることが
できました。
正直、披講、呼名のときに、作者の声が低かったりすると、
せっかくいい句であっても、その感動が途切れて、興ざめしたり
します。でも、今回、「文台」として、作者をきっちり
認識できる立場にいたので、作品と作者をちゃんと重ねることができました。
それは、選者のときとはまた、違った感触でした。
今回、特に意識したわけではありませんが、作者名を大きな声で
呼名したのは、マイクの感度がよくて気分がよかったことも
ありましたが、大きく呼名することで、自分も納得したかったから
だったんだと思います。
うまく言えませんが、
『これが、あなたの句です。間違いありませんね。』と心の中で
問いかけながら呼名していたのではないかと、思います。
そして、まったく、初めてのことながら、参加者の方々から、
お褒めのお言葉までいただくことができました。



画像の一枚は、大会の様子。
もう一枚は、帰りの駅のホームからみた金星と三日月の夜空です。
この駅の下り列車は、いつもなら一番線ホームなのですが、
この時間の列車にかぎって、二番線ホームでした。
跨線橋を渡って、ふと、見上げた夜空に、金星と月が、
まるで、何かを話し合っているかのように寄り添って
出ていました。この写真ではっきり見えないのが残念ですが、
駅舎の屋根の電線の上にぽつんと白く丸いのが、
多分、金星だと思います。三日月は細すぎて、
私の携帯では捉えることができなかったようです。
この金星と三日月のコラボが、珍しいものだと知ったのは、
帰宅してからです。
おぼつかないながらも、撮っておいていい記念になりました。


トゥシューズ赤いリボンをきゅっと巻く   玉

鈴蘭の花束風で織るリボン   かなえ