東奥少年少女文芸大会

今日は、薄い雲がうっすら空をおおい、その切れ間から
青空が覗き、寒いけれど晩秋の穏やかな一日でした。
最初の画像、もうすぐ葉っぱの落ちてしまうさくらもみじ。
今年の紅葉はあまりパッとしないらしいそうですが、
それなりの明るい色だと思いました。


さて、この間、三浦蒼鬼さんがコメントに書いていました、
「第4回東奥少年少女文芸大会」の入選作品が発表になりました。
「東奥少年少女文芸大会」というのは、
伝統文化に触れ、美しい言葉や感性を身につけてもらおうと、
東奥日報社が県内の小・中・高校生を対象に短歌、俳句、
川柳の作品を募集したものです。
そのうちの川柳入選作品の上位入選作品を紹介しますね。


「小学校1〜3年」  八木田幸子 選

天位  おだんごがとてもおいしいなまあみだ  熊澤亜由香(小3)

地位  またかくぞぼくのしゅうじほめられた  浅原颯生(小1)

人位  むかえ火でおじじがうちにやってくる  内山なな美(小3)

「小学校4〜6年」   八木田幸子 選

天位  大好きな人と笑顔がはもったよ   北山風花(小4)

地位  暗かった私を明るくした黄色  古川凛々(小6)

人位  花火がねえがおをつくるたねのよう  木浪遥夏(小5)


「中学校」  むさし 選

天位  優しさは心の窓を開けていく  上野ありさ(中1)

地位  君の夏どこまでいっても僕の夏  森山裕土(中3)

人位  スマッシュの音といっしょに落ちる汗  佐々木愛里(中1)


「高校」  郄瀬霜石 選

天位  無限大こんな小さな手の力  菊池真緒子(高1)

地位  花火より君の笑顔ばかり見ちゃう  神 裕貴(高1)

人位  ゴキブリとカブトムシとの差を思う  須藤菜希(高3)


そして、三浦蒼鬼さんが指導していらっしゃる小学生達の入選句。


秀逸  はがぬけた口をとじてもすきまかぜ  くどうれみか(小2)

佳作  あついなあいえばいうほどあつくなる  猪俣優衣(小2)

秀逸  背番号夢も背中に乗っている  信平龍聖(小5)

佳作  寒い時マナーモードになってるよ  対馬 凛(小6)

佳作  笑う花家族の愛が育てたよ  奈良紀香(小6)


古川凛々さんもやっぱり蒼鬼さんの生徒さんなんだそうです。
ほんと、みんないい句ばっかり。どきどきしながら読みました。
もっと、他の作品をお読みになりたい方、
こちらへどうぞ

 ↓

http://www.toonippo.co.jp/event/shusai/2011/bungei4/index.html  

各選者さん達の評もお読みになれます。
この企画、ずっと続けて欲しいです。
子ども達のかけがえのない時間が生き生きと書かれてあり、
その表現もまた素直で、目を見張るものがあります。


また、秋のスケッチを少し。
うっかりもののトンボ。
名前はわからないけれど、羽がキラキラしてきれいでした。
撮影のあとにもちろん逃がしてやりましたよ。

残んの月にしては時間が少し遅かったけれど、
何気なく見た午前の空に。


月と言ったら秋はススキでしょう(笑)
私の安いデジカメでもモノクロ撮影できました!


某所で、新疆ウィグル自治区からやってきた少女と
知り合いになりました。
このあとすぐに、優しそうなお父さんと綺麗なお母さんが、
少女のところに来てました。


私の所属する「あさひな吟社」のある、田子町の町の文化祭が、
29日と30日にあります。
私も色紙と短冊を出品。
下手っぴだけど、記念に撮ってみました。
笑ってもいいです(笑)
文化祭、行きたいけれど、30日の日曜日に大事な仕事が
あって日曜出勤です。
なので、土曜日は体力温存のため遠出はできません。
残念です。


そうそう、「おかじょうき」の「0番線」の「湾」の
締め切りが今月末です。

http://www.okajoki.com/toku/0line.html

ここの題を「湾」にして投句するといいとのことです。
私は、また、ギリギリになります(笑)

このりんご、向かって左は無農薬の紅玉。
皮を剥かないで食べられます。
こういうの、こちらでももう貴重品です。
向かって右は「北紅(きたくれない)」という新種らしいです。
この間デパートの地下で見つけて、その紅さに思わず買って
しまいました。「つがる」と「デリシャス」を掛け合わせた
ものらしいです。酸味と甘みが五分五分に拮抗していて、
とてもジューシーで豊かな味わいのりんごです。



「尊娜尓」は「ズンナ」と読みます。


ブラボーな家族が泳ぐ日本晴れ   玉

海渡ル尊娜尓六歳秋ノコト   かなえ