台風１８号の影響で大雨のニュースがひっきりなしです。
どうか大きな被害などありませんように、、、。
今日は一日、雨と曇りの繰り返しでさすがのななも風除室の椅子の下に
こもりっきりでした。
不機嫌そうにして、「雨、いやだにゃー」。
そして、こういうときは寝るにかぎるとばかり、ころんと横になってしまいました。
先日、「くろいし川柳社」でこの春に「水」という題で募集した
結果の作品集が届きました。
全国、北は北海道から南は沖縄県まで２２６名の参加者があったそうです。
その上位入選作品を紹介させていただきます。
高田寄生木 選
（秀句）
さくらちるためのちいさな水たまり 野沢省吾
雪解けの水に私の愚を晒す 岩崎雪洲
たんぽぽも母も私も水の駅 岩崎眞理子
（特選）
人間でいたい 水音だけの部屋 磯松きよし
佐々木文子 選
（秀句）
流されて沈む間際の水の味 藤田めぐみ
汲みに行く山の水にもある汚染 飯田銀河
忘れようあれは水面下の契り 舟橋 伸
（特選）
濁流の前に地球は笛を吹く 水野奈江子
郄瀬霜石 選
（秀句）
水を汲む話は長くなりそうだ 斎藤あまね
水を飲む度に結論また変わる 真田義子
雨漏りの家からボクが出来上がる 田久保亜蘭
（特選）
水っぽくなってリタイヤ決めました 渡邊こあき
西 恵美子 選
（秀句）
氷からポトリと水になるわたし 菅原二夫
日向水とても居心地いいのです 佐瀬貴子
水でしょう此の世のラストオーダーは 三浦幸子
（特選）
手の水は失う水と決めておく 斎藤あまね
むさし 選
（秀句）
噴水のように 桜が咲くように 赤松ますみ
生温い水に浮かんでいて暗い 廣田千恵子
水底に呼ばれたようで落ちました 吉原信子
（特選）
たんぽぽも母も私も水の駅 岩崎眞理子
大黒谷サチエ 選
（秀句）
ここからはふる里水がやわらかい 徳長怜子
もうろうのなかで氷の溶ける音 猪股幸子
背水の陣から漏れる私小説 田久保亜蘭
（特選）
なんまいの鱗剥いでも水の音 奈良一艘
私的には、
水などで元に戻ってなるものか 久保田 紺
水下さい大きな声は出ないけど ひらく
などにはっとさせられました。
「水」は私にとってもテーマのひとつでもあるので、
今回の誌上大会にはどんな水が出てくるのかとても楽しみに
していました。これら二つの水は、私が今までに会ったことのない
「水」だと思いました。さりげなく配された水の存在感は、
確かなものでした。
さて、九月は締め切りの多い月でもあります。
まず、差し迫ったところでは「おかじょうき川柳社」の
「杉野十佐一賞」９月２０日締め切りです。
題は「素」。
詳しくはこちらのサイトでどうぞ。
↓
http://www.okajoki.com/tosaichi/contest/index.php
鳥取の門脇かずおさんのサイトからもひとつ。
「第３７回鳥取川柳大会」のおしらせです。
締め切りは９月末日。
詳しくはこちらからどうぞ。
↓
http://kadoyan7.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2013/05/24/905001.jpg
なかなか行けない場所での大会でも、投句があるのはうれしいですね。
さて、ななちゃん。
元気ですよー。
最近は風除室の椅子の下に置いた爪とぎの上で寝るのがブーム。
上の方が涼しいだろうに。でも、ここだと寝ているときに
私たちにちょっかい出されることもなく落ち着くんだろうね。
お気に入りのアイロン台の上から見ているのは、
もちろんインコちゃん達。
猫じゃらしで遊んでいる途中でしたが、インコの鳴き声に、
まんまるおめめで見つめています。
家人がインコ部屋の外に縁台を買ってきて置きました。
庭に置いてあるアイロン台がそろそろ危ない感じになってきたので、
その代わりになるようにとの事らしいのですが。
その上からインコ部屋を見ています。
こわいよ、ななちゃん。
眼隠しちゃんとしないとね。
撫でている途中にこういう顔になるときがあります。
これ以上は触るなのサイン。
そして、甘噛みタイムに突入。
痛くないけどかなりガシガシします。
トラくんに教育的指導（笑）
「クンクン、誰か来たかな？」
私が外から帰ってくると、こんな風に走ってくるんです。
「ななちゃーん、ただいまー！」
きまぐれでわがままなところもあるけれど、こういう素直さに
触れるたび、かなわないなと思ってしまいます。
今日の美味しいもの。
りんごは「つがる」という品種。
今の時期しか食べられないさわやかな甘さの林檎。
もう、あけびが出ているんですね。
桃の剥き方覚えたから、剥くのが面倒でなくなりました。
くだものがたくさんあるとしあわせな気分になります（笑）
今日の一句。
玉さんの句は句会の「煮干し」という題で。
私の句は「くろいし川柳社」の入選句です。
煮干しくつくつムンクの顔になりました 玉
あけがたのうすももいろのしずくかな かなえ
