あけましておめでとうございます



旧年中は 大変お世話になりました
本年もよろしくお願いいたします

ということで、今年の年賀状、ななです。
ネコ嫌いさんにはごめんなさい。
撮影、加工は娘に頼みました。
向かって左が職場用、右が川柳の人用です。
午年なのにネコとはなんだと、おしかりの声が聞こえて
きそうです。
ホント、すっかりネコにやられてしまいました。


さて、今年のお正月ですが、珍しく実家へも行ってきました。
東京に住んでいる妹一家が帰省しているというので、
娘とふたり、日帰りで。

そしたら何十年ぶりかで権現様を見ることができました。
これは近所のひと。

実家の皆と共に、わたしもちゃんと頭を噛んでもらい厄払い。
どうか一年、なにごともありませんように。

そうそう、妹のところでは犬を飼っています。
ちぃちゃん。男の子です。すごく人懐こくって、
みんなにすりすりしてきます。
久しぶりに会う甥っこや姪っこもすっかりおとなになって、
わいわいと楽しい時間を過ごしてきました。


川柳では、「おかじょうき」の「第18回杉野十佐一賞」が
発表になりました。
お題は「素」。


大賞(12点) こんにゃくの素質も少しおありです   竹内ゆみこ

準賞(10点) 重しをつけるとおもながになってゆく素  江口ちかる

8点     素っ気ない足で無花果をくれる   高橋こうこ

7点     丁寧に素足をしまう格納庫   中野敦子

       素揚げして蜂須賀小六は別冊  谷口 義

       スッピンでひょうたん島へ渡ります   中川喜代子

       素うどんになるまで脱いでみましたが  久保田 紺

       三度目は素っ頓狂を前に出す   熊谷冬鼓

       夕焼けの元素記号も覚えたね   北村幸子

       飛び降りるときには素直な棒になる  重村恒雄


さすが「おかじょうき」の入選句です。
ありきたりでなく難解でなく、さりげなく意表をついている句ばかり。
もっとお読みになりたい方は、是非、購入なさってください(笑)


ということで、今年もななです。
年賀状にななを使いたいという娘の要望にわたしも便乗して、
まずは晴れ着での写真撮影。
ところがなかなかいい写真がとれません。
一体、何枚撮ったことやら。そこで、撮ったもののボツになった写真を
ちょっと載せますね。

この赤い着物は娘の産着です。
娘が産まれたときにこれを着て記念写真をとりました。
実はこれは72年前に義姉が産まれた時に誂えたものだそうです。
羽二重で、お対の袖なしには薄く真綿が入っています。

こちらは全体に薄く真綿の入ったもの。
これから娘が結婚して子供がうまれたとしてもこういうのはもう流行らないし、
取っておいても使うわけでもないので、一応家人の許しを得て、
ななにお下がりということになりました。
そして毎晩、布団代わりにふわりとかけてあげてます。 

これはななへのお年玉。このボールを上手に転がして
ひとり遊びもするんです。

娘の机の下がお気に入りの場所のひとつになりました。

ついにこんなところにも上るようになりました。
この下の衣紋かけやら衣装ケースを踏み台にして、
みるみるよじのぼっていったのはいいのですが、
下りるとき私のセーターに爪をひっかけて、
穴をあけてしまったのです(泣)

こんな具合ですが、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。  


今日の美味しいもの。
今年の年越しもお正月もすべて「きざん八戸」のお料理で
すませました。 

こちらが年越し用のお鮨。

こちらがおせち用。どちらも5千円也。
お味もそこそこでした。
何より、料理に気を使わなくていいのが一番。
おかげさまで、楽な年末年始でした。


今日の一句。


あさ、ひる、ばんおはようが好きなんです   玉


追いかけて追われてメリーゴーランド   かなえ