立冬を過ぎて

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先日、久しぶりにショッピングセンターまで出かけてきました。
散り敷く落ち葉と木の影と青空と…。
立冬も過ぎ、季節は確かに移り変わっています。

 

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カモミールのリアル句会、2ヶ月ぶりに開催しました。
何しろ10月30日だったもので、公民館などの会場の都合がつかず、
(困った時の)岩徳パルコさんのお座敷です。
でも、皆さん元気で楽しいひとときでした。

f:id:kanae0807:20211030145356j:plain今回の宿題は「秋の花」、席題は画像の宝くじ。
この宝くじは当たりくじ(300円)ですよ。
皆の作品です。

サフランサフランこの家が売れたの  潤子
ハロウィンの夜在庫処分の紙の月  守田啓子
縁側の干し柿 宝くじの神無月  細川静
クジ運が悪くて生かされてるんだね  滋野さち
螺旋階段雀色時秋薔薇  笹田かなえ

 

カモミールネット句会では9月に
「夏の飲み物・食べ物いっさい(好き嫌いに関係なく)」
というお題でネット句会を行いました。
以下に、ちょっと掲載させていただきます。
今回は東京の藤田めぐみさんと五所川原の旅男さんが新たなメンバーとして
加わってくださいました。

 

⑦カンゼオンボサツ白玉浮き上がる  かなえ(いずみ/潤々/旅男/優美子/啓子)

いずみ 菩薩様のお慈悲が白玉に表現されていて妙に納得。
    また、カタカナ表記のカンゼオンボサツが現代風に感じられる。
    この時代に大きなお鍋のあちこちに白玉が次々に浮き上がってきてほしい。

潤々 最初、大仏のブツブツ頭(螺髪)と白玉の形をイメージしたが、

   螺髪があるのは  如来で観音様にはないですよね。
   如来を目指して厳しい修行を続けながら、救いを求める下々の人間に

   手を差し伸べる観音様と、ちょっとお湯につかったくらいで

  すぐに音を上げてぷかりと浮いてくる白玉の対比がおもしろい。
   熱湯の後には冷水が待ち構えている白玉には白玉の大変さがあるのだとは

   思うけど。
   観世音菩薩をカタカナ表記にしたのは、浮き上がってくる白玉に、
   修行が足りんとばかりに湯に沈めようとする作者のいたずらな心の現われか。

旅男 仏の救済がきた。カンゼオンボサツとカタカナで白々しくしたのでしょうか。
   東尋坊に命の番人なる人がいて、720人救ったそうです。

   天国か現生か白玉はともかく浮き上がった。白玉は天国行きの様な気がします。

優美子 浮き上がるまでの白玉を見ながら煩悩との葛藤が続く。
    観世音菩薩と漢字表記では重くなり白玉が浮き上がってこないかも知れない。  今風なカンゼオンボサツの白玉を氷水で冷やし和三盆をかけていただきましょうか。

啓子 あんみつなどに入っている白玉は美味しくするために冷やしたもの。
   この句の白玉は浮き上がる瞬間の温かいもの。そして耳朶くらいの柔らかさ。
   別名救世菩薩。絶妙、納得の取り合わせですね。

潤々 やはり浮き上がる白玉は煩悩ですかね。沈めちゃいけません(反省)

さち カンゼオンボサツは、1.2.3と数える代わりのタイミングなのかしら?

   それくらいの時間で浮いてくる?

 

みんなの読みがそれぞれで、すごく楽しかったし勉強になりました。
続きは、この次のカモミール誌に掲載いたしますね。

 

では、ネコにいきます。

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ありす。
じろの好きだった場所にいたので、じろの写真も一緒に。
「じろおじちゃん、どうしてそこにいるの?」って言っているみたい。

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な~こ。

な~こが寝ているのはじろが寝ていたベッド。
じろの遺影や遺骨に寄り添っているようです。

な~こ、少し甘えん坊になりました。

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さばみとぱんだ。
ディナータイムにぱんだが付き合ってくれるようになりました。
よかったね、さばみ。

 

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じろが亡くなって一か月が過ぎました。
早いものです。
じろが元気だったころの画像、たくさんありました。
今日はランダムに掲載させてください。

ネコ嫌いの方、ごめんなさいです。

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2014年7月。
このころはまだ外にいました。
ななが亡くなって間もなくの頃。
背中が茶色じゃなく白いんです。

本当にじろ?って思ってしまいました。

f:id:kanae0807:20141031122228j:plain2014年10月。
ネコ風邪だったぱんだを先に保護して風除室での御対面。
じろの必死の形相が可愛い(笑)

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2014年12月。ぱんだとじろはふたり一緒に去勢手術のために一泊して
家に帰ったとたん、一緒のトイレに直行!
トイレは隣にもう一個あるのになんで?
大声で笑ってしまいました。
じろと一番の仲良しだったぱんだはやっぱり元気がありません。
この間、食欲や排せつに不安があったので、動物病院に連れていきました。
そしたら、血液検査、レントゲン、爪切り、目薬、注射、点滴、浣腸の

フルコースの治療となりました。
帰ってきたぱんだは、すっかり私に対して不信感露わで、

2日ほどそばに来ませんでした。
最近はようやく落ち着いてきて、よかった、よかった。
私も、正直、まだじろの不在が受け入れられないでいますが、
4にゃんのお世話をしっかりしないと、ななとじろに叱られます。
なな、じろ、かあちゃんは大丈夫だよ。

そっちで仲良く遊んでいてね。

 

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今日の美味しいもの。
この夏に、川柳の仲間からいただいた紫蘇ジュース。
無農薬の紫蘇から作ったものだそうです。
沢山の元気をもらったものです。
ごちそうさまでした。